<span itemprop="headline">2016年北海道 西部北行PART-Ⅲ:4</span>

8月29日(月)、道内2日目。

朝5時前に目が覚めると云うか、小用を催し起きてしまった。
最近明け方に小用を催する様になったのは、少しずつ老化してきてる証拠なのか?
ま、認めたくは無いが無理も無い年齢になりつつ有る事は確かだ。

昨日は久々に内容の濃い一日だった。

友の訃報、新たな出会いとそして盟友との1年振りの再会、今回も盟友宅に厄介になっている。
昨日体調がイマイチだったので念のため体温を測るが、熱は36℃台でまぁまぁか?
唯、喉がいがらっぽい…大事に至らなきゃエエけど持病の影響もあるのだろうか?
本調子ではない事は確かなので、予防で処方されている薬を飲む事にする。

今回は酒より薬の量のが多かったりしてってその時思ったが、まさか現実になるとはね。

今日は天塩まで移動する日だ。
盟友は今回の為に休暇を取ってくれてたのだが、移動先まで連れて行く訳にも行かないし
我々も余りゆっくりもしてられない。少しずつだが出発の準備を始める事にしよう。








珍しいモノを発見!!ナイスな棒電気!!(栃木茨城弁での懐中電灯の意)
今じゃこのタイプはお目に掛れなくなったなぁ。

7時を過ぎて相方もけ~やんも起床、自分は一足先に盟友夫妻に
挨拶をして荷物の整理を始めていた。
その後朝食の時間、毎回毎回まいき~夫妻にはお世話になりっ放しで大変恐縮。
今回は体調も良くない事もあり何事もおざなりになり、御馳走になりながらも
何のお礼も出来ないで大変申し訳ない事をした。

まいき~夫人は一足先に仕事の為お出掛け。
今回もお世話になりました。

我々も出発の準備をする事にしよう。








そんな中、珍しい光景に出くわす。
ホームタンク洗浄?
そう、灯油タンクを洗浄するのです。

関東では先ず見ない光景。
看板等は道内で何度と無く見掛けてはいたものの、実際の作業を見るのは初めてだ。








ほうほうこんな感じで作業をするのね~っと、積込中断し思わず見学。








出発の準備をしていると直ぐに邪魔に入るけ~やんさん。
ルームランプ付けたりハザード付けたりやりたい放題!!
キーレスでない鍵でドアを開けるのもEng掛けるのもお手の物だから
どんなにせがんでも鍵は預けられない。








体調が悪い事もあり屋根の上の荷物を積むのが難儀、
オマケに暑さも手伝い汗だくになる。

準備を終えて小休止を挟んでから出発前に再度検温、37℃台になっているが
多分大丈夫でしょ?っと素人判断するも、どうしても駄目な時は病院に掛る事も
視野に入れて盟友宅を後にする。

本当に今回は申し訳ない事をした。

まいき~ちゃんとは3日後の南幌で合流予定なので、この時じっくり話し穴埋めをしよう。

北広島より一路天塩を目指す。月形浦臼方面経由で留萌へ行くルートだ。
天気も良く郊外に出れば非常に走り易い。後部座席が妙に静かだと思ったら
け~やんは何時の間にか昼寝ならぬ朝寝をしていた。

昼近くだったろうか?道中のサッポロドラックに立ち寄りドリンク剤を購入。
去年も買ったんだが、サッポロドラックでしかないドリンク剤があるのだ!!
コレが自分には合ってる様で…ユンケル並で価格も抑えられてるのが嬉しい。
買物を終えて車に戻り熱を測ったら何と38.5℃もあるのだが、全く自覚が無い。
強いて言えば少々怠い位で食欲もそこそこある。

とにかく天塩を目指そう。

羽幌付近で去年一昨年と同じ場所での給油とこれまた同じホットシェフの
セイコマで簡単な食事を済まし再出発する。

暫く走り2つの道の駅も越えてオロロンラインの直線区間に入る。
体調が思わしくない時は情緒も不安定になるのだろうか?
昨日樽前荘のマスターから聞いた友の訃報を思い出し涙目になるも
掛けている大門サングラスが何とかボロを隠してくれていた。

もう少し走れば天塩だ。着いたら少し休もう。

その時!!

こちらは普通に走っていたのだが、後ろから走ってきた心無いレンタカーが
無理な追い越しを掛けてきて挙句の果てに被せるように進路変更、空かさず左に
大きくハンドルを切り路肩に逃げてかわすものの、あと一歩で当るトコだった。
自分の下手さの自覚も無ければ反省の色も全くないし、自分がどんな運転してたか
何て全く分かって無い感じで、その舐めた態度のレンタカーの若造運転手を
本当に締め上げてやろうと思う位酷かったのだ。

前々から感じてた事だけど、道内を走る乗用車のレンタカーの8割はロクな運転をしね~よな。
官憲に目を付けられるって話も頷ける気がするし、この手の輩はどんどん取締って欲しいよね。

体調も悪いし、あのバカN-●●Xのレンタカー野郎には危ない目に遭わされるし
本当に今日はロクな事がない。レンタカー野郎、乗ってる車も欠陥車だけど乗り手も
欠陥者だなこりゃと無理にでも笑うしかないが、腹の虫が治まらないのも事実。

この出来事でドライブレコーダの必要性を痛感した次第。
もしもの時に揉めたく無いし、証拠が残るしね。
そ~云えばバイク専用のドライブレコーダってあるのかしら?
有れば欲しいね~自転車用とかもあると面白そうだ。

腹立たしい気持ちをかなり押し殺して今迄通りの気持ちに無理矢理戻し
無事に天塩に到着。先ずは予約しておいたバンガローの手続きを済まし
本日の寝床へ移動する。








今回もチモシー、4年連続か?
バンガロだと余計な気も使わず済むし、天候の影響も受けにくいし、
撤収の手間も少なくて済むので気分的にも肉体的にも楽なのだ。
車の積載にもう少し余裕が有ればテントも積んで来るんだが…流石に
山岳テントだと家族で寝るには少々窮屈だしね。

到着後は無事に着けた安堵感からか気力が尽きて、荷物を部屋の中に
移動するのが精一杯った。熱も38.5℃前後で推移している。

取敢えず眠らせてくれ…

38℃超えたら飲む様に処方された薬を持参してたのでその薬を飲んで
眠りにつく事にする。

他にお守りで頓服も持参してるが、なるべく飲まない様にしている。
熱が38.5℃超えてキツイ時にのみ飲む事とされているが、出発前に
39℃超えても余り自覚が無いもんだから結局は飲んで無い。
今回も熱と扁桃腺が少し痛む位で食欲もそこそこあるから取敢えず様子見、
熱は無理に下げない方が良いと何人ものDrからも聞かされてるしね。
最近は温泉にも行ってないし、暑さ等々で寝不足も続いてたからきっと
疲れが出たのだろ…それかクーラー病かな?クーラーに弱いんですよ。

持病の影響で体調も崩し易いし回復も遅いので、主治医からは気を付ける様に
忠告を受けている…不便な体になっちまったな。まさか自分が気管支の難病に
なるなんて考えても無かったしなぁ。未だ朝晩に薬を飲まなきゃならんのだが、
時々飲み忘れをしてしまう。んでも何故か酒だけは呑み忘れないんだなコレが(笑)。









そんな事をよそに、け~やんの暴れ三昧は続く。
ま、300㎞近く車に乗ってたのだから無理も無いし、
此処で暴れる分ならヨシとしよう。








だーんカシャだーんカシャ。
本人は大門気分、初日のフェリーの中で微熱があったけど
翌日から熱を出す事も無く元気だったのがせめてもの救いだ。
去年は上陸初日から病院行きだったしね。

自分は寝させて貰う…すまない。








自分が寝てる間、相方と遊んでいた様だ。
此処には遊具もあるので遊ぶのに事欠かない。








楽しそうで何よりだ。








け~やんさんと相方は風呂へ。
自分は動きたくないので、風呂ついでに食事も済ませて来るように
予め伝えておいた。写真はその時の1枚だそうだ。








食事も済ませて来た様だけど、意外と質素。
折角なんだからもっと美味いものでも食えば良かったのにね。
寝床に戻ってから、この写真見せながら量もあり美味しかったよ~と
嬉しそうに話す相方が居た。


そんな中、自分は寝床でお留守番。はっと目が覚めた時は既に真っ暗だった。
ラジオを付ける、野営時や北行時に聞くのは必ずNHK第一だ。
ボリュームを絞ったラジオから流れる音に耳を傾けつつもうたた寝、それが
何とも言えない位心地良い。ラジオから19:45過ぎのアナウンスが流れた頃
携帯が鳴っている様だが…出るのが億劫だ。暫くして呼び鈴が切れる。
ラジオから20:00を告げる時報が流れ程無くしてけ~やんと相方が戻って来た。
先程の電話の主は相方で必要な物が有れば買って戻るとの事を伝えたかった様だ。

取敢えずポカリ等々を買い込んできてくれた。自分の様子を心配そうに見ている2人、
検温すると熱は37℃台に下がっていた。あと少し休ませてくれ…。








け~やんは、1年振りのバンガロ泊ではしゃいで寝る気無し。








け~やんは、寝袋もテントもバンガローも好きなのだ。
益子ベースでは、昼寝時に自分で寝袋持ち出したり
テント張れとせがんだり、蛙の子は蛙って事なのか?








温泉で仕入れて来たそうな。
け~やん自身で選んだ天塩仮面の服、中々よろし。
最近桃色の服が好きなよ~で。

そしていい加減時間が過ぎた頃消灯。

夜半過ぎ、トイレに行きたくなり目を覚ます。
熱は36℃台まで下がっていた。

このまま回復してくれ…俺の体。

明日は特に予定も無いし此処に連泊だから、場合によってはゆっくり休むとしよう。

こうして、移動以外何もしない道内2日目が終わったのだ。

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