<span itemprop="headline">2013北海道・第二十二回蝦夷地巡拝初秋の陣：19</span>

離道の瞬間が刻一刻と近づいている･･･。
有難くも無いカウントダウンが始まる瞬間だ。

無事に日程を消化し、今回の渡道の色々な思い出が
走馬灯の様に頭の中を駆け巡る。
もう走らなくて良いんだよ…フェリ－を待つ間の時間は、
何時も誰かにそう囁かれてる気持ちにもなる。
今回で通算22回目の渡道、今迄事故も違反も自身が引金の大きな
トラブルもマシンのトラブル無く、強いて云えば台風にやられた事が
何度も有る位か？本当に旅を終えるのは無事に帰宅した時。
それまでは、自身の気を引き締める事と時間には余裕を持つ事を
改めて肝に銘じなければなるまい。

乗船まではまだまだ時間がある。
時間潰しに、うすらうすらする事にする。

19:30出港。
あとどれ位の時間が残ってるのだろうか？
あまり考えたくも無いのだが･･･

少なからずとも台風の影響が出ている。
取敢えず新潟迄は何とかなりそうだけど、最悪の場合秋田止まりと
云う事も視野に入れてたので、ホッと胸を撫で下ろす。
因みに、敦賀迄乗船予定の方々も新潟迄で強制下船になった模様･･･
ま、大橋での海峡越を除く地続きであれば何とかなるしねってのが、
旅の時の極私的考え。フェリーの欠航は本当にシャレにならん。

乗船手続きをするカウンターは、西港に比べると東港は
閑散としてるし、港付近の風景も寂しい限り。
土産売り場も品数少ないしなぁ～。

運転手以外は此処からの乗船。

うすらうすらして戻ると、オートバイもかなり増えていた。
やはりアチコチの航路で欠航が相次いだ模様･･･。

車も集結しつつある。

待ち時間に駐車場ウオッチングは、オートバイの方が
見ていて楽しいかなぁ？

並んで待つ時間、前後左右のライダーとの交流も
オートバイや自転車で行った時だけの特権だよね。

いよいよ乗船開始。

大きく開くハッチはある意味、旅人を現実の
世界へ引き戻す魔物の口の様だ。

ヨツワが一足先に乗船。

遂に北の大地から足が浮いた。
車輌甲板に入り、車のEngを切る。

これにて自分の意思での道内行動は終了となる。

此処で相方と待ち合わせの後、
フロントで部屋の鍵を受け取り、
通路を移動する。

部屋に荷物を置き、寝床を作り麦酒を呑みたい衝動を
抑えつつ一風呂浴びる事にする。

風呂に浸かってた頃、汽笛が鳴り響きいよいよ出港！！

遂に離道、また来る日まで。
風呂から眺める港の明かりが徐々に遠のいて行く。

一風呂浴びてスッキリしたトコで、レストランへ。
今回は船のレストラン利用率が高いなぁ～。

う～ん、流石にグリルまでは手が出ないっとっと、
自分には握り飯とカップ麺のがお似合いだな(笑)。

何も云いますまい。。。

う～ん、何を食べようかなぁ？

飲み物も豊富にあるしなぁ。

迷った挙句、本日のデナー。

相方はこんな感じ。

帰りのレストランでは、嫌な思いをする事も無く･･･
終わり良ければすべて良しってトコだろうか。

レストランから見えるデッキでは、多くの人が様々な
ポーズをとり記念撮影に明け暮れている。皆、楽しそうだ。

そんな窓の外の風景を遠目で眺めながら、麦酒ジョッキ片手に
今回の旅の余韻に浸る自分がいる。安心したのか気が抜けたのか、
今宵の酒は酔いが回るのが早い。

暫し時間が過ぎ、腹も膨れたので部屋に戻る事にする。
部屋は和室、まるで旅館の一室に居る様な快適さだ。

？？？？
夜食か？
消費期限がとっくに過ぎたお･た･か･ら･･･を
酒で消毒して食おうと云う魂胆か？

結局食べたけど、体調になんら異常無し！！
酒消毒の威力は凄いなぁ～～(笑)。

つづく･･･(のかよ？)