<span itemprop="headline">09夏北海道ツーリング(6)</span>

満腹になり、談話室に戻ると京都のYさんから
『美味い日本酒と新秋刀魚が手に入ったので一杯やりませんか?』
との御誘い。

迷わずOKするけど、Yさんと『何かマスター、不機嫌そうだね』
何て話してた訳で・・・此の時は何故か知る由も無く。

 



流石は食通ライダーのYさん、頭が下がります。
メニウは、新秋刀魚とローストビーフ、それと卵焼き。
マスターは、今迄無かった焼き魚機を新調していてくれたので、
今度は焼き魚の調理が出来る様になった。





新秋刀魚は、非常に美味。


暫し、時間が過ぎてマスターより『おかちゃん、チョット来てくれる?』と
お呼びが掛かり管理人室へ。

先程の焼肉での出来事・・・別グループのマナーが最悪だったとの事。
道理で、マスターが不機嫌そうだった訳だ。

『全く、ライダーハウスをホテルとか民宿と勘違いしてる輩は困りもんですねぇ・・・』
と思わず言ってしまった俺。

あの、優しいマスターの顔が強張りと云うか、半分嘆きだったのが印象的だった。

非常に悲しい現実・・・此の手の輩のお陰で、ライダーハウスやキャンプ場が閉鎖に
追い込まれるケースが少なくない。

節度を守って楽しむ、非常に大切な事だと再認識した次第。



遅くなり、1台のバイクが入って来た。

マスターが『誰か英語出来る?』慌てて談話室の方に来る。

そこには、ナイスガイの外国人の姿が・・・。

作家の先生が、通訳に入り無事受付を済ます。

マスターより『おかちゃん、部屋の案内と合羽の干す場所の案内頼むよ』
って??俺、英語はおろか日本語もロクに話せないんですけど~(爆)。

此処は、身振り手振りとインチキ英語とお笑い根性をカマして乗り切ろう
何て思ってた訳だが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

聞くとによると、彼はフランスのマルセイユより単身来たとの事。
母国語は、勿論仏蘭西語で英語も流暢。

千歳よりレンタルバイクで道内を走り、樽前荘に来たらしい。
言葉も通じない見知らぬ土地をバイクで走る・・・彼の度胸には脱帽だ。





フランスのナイスガイさんと記念撮影。
小物とカメラマンはYさんが担当。





彼も日本での思い出を写真に収めます。

彼は、何か食物が無いか?と自分に問いかけてきたので、
インスタントもので有ればあるとの事で売店に案内。

マスター曰く、『おかちゃん、付き人だね(笑)』
北海道名物(?)焼きそば弁当を選んだ彼。
Yさん、作家の先生、俺とで食い方を説明し、いよいよ試食!!
彼は、『グー!!』と一言。気に入ってくれた様だ。

俺からは、樽前荘のステッカーとオリジナルアイスをプレゼント。
突然のプレゼントに驚いた様子ではあったが、

『此処は、俺の国だからプレゼントふぉ~ゆ~だ!!』

っと何とか通じた模様(笑)。


いい加減時間が過ぎた頃・・・Yさんの姿が無い。

理由は直ぐ分った、樽前荘本来の空気感でなくなっている・・・。
俺も退散、2階の談話室で1人読書に耽るYさんに声を掛けると?
『あの雰囲気は無理だよねぇ~』と。

やはりそうだったか、俺も同感。
場所と云うより、居る人で楽しさも変わる・・・2人で口を揃えた意見で、
今回の旅、最初で最後の不快な思いをした夜だったので、サッサと寝入る。


つづく・・・





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