<span itemprop="headline">冬キャンの極私的シークレットウエポン</span>

最近は道具も充実し、冬キャンの敷居も下がったきがしますね。

もう10年から15年位前の個人的な話、このブログを開設するもっと前の話になりますが、
活発に冬のキャンツーに出ておりました。

その頃は、キャンプはおろかキャンプ出来るよな場所でのバイクの往来は
数える程でしたね。ま、キャンプ場でなく野宿に近かったですけど(笑)。

装備はと云うと、バイクにはグリップカバー、冬用のライディングウェアの下には
羽毛上下、さらに雪用ブーツ。キャンプ道具は、冬用登山テントに冬用寝袋と足元は
通称象足と呼ばれるフットウォーマーを履き、テントの前室では煮炊き兼暖房の
ガソリンバーナーを焚いて、食事は鍋かベーコン入り野菜タップリのら~めんが
多かった記憶があります。

おっと、酒は熱燗が欠かせませんでした。麦酒だと一気に体が冷えてしまうのでせいぜい
350ml缶が1本。ま、酒はどんな物でも最終的には体を冷やしてしまうのですが、一日の締め括りや
食事を美味くする、消毒の意味(笑)でも欠かす事は出来ませんでした。

因みにカメラはフィルムのカメラでデジカメを頑なに拒んでた時期でもありました。
拒んでたと云えば、LED照明も拒んでましたね(笑)。

冗談さておき、唯でさえ着ぶくれ装備でのバイクの運転は動き辛い訳でして、さらに
冬装備で肥大したキャンプ道具を積んでの運転、路面の凍結が有る場所を恐る恐る
走った事も多々ありましたね。全面アイスバーンのスケートリンク状態の場所を
ダンロッペ(笑)TT100を履いたグラトラで通過しなければならなかった時は流石に
肝まで冷えましたっけね。当時乗ってたCB750FCで行ってたら?間違えなく帰れなかった
でしょう。携帯も圏外エリアでしたしね。

さて時は過ぎ、キャンツー育休中の身でありながらもファミキャンには出られる訳で
手段もバイクから車となり、バイクの時の様に荷物を如何に減らすかと云う部分では
それほどシビアにならずに済んでます。がっ、車は軽自動車の上に3人分の荷物と考えると
やはりある程度装備の精査をしなければならないのも事実です。
特に冬場ともなると嵩が張る冬用寝袋や衣類、カセットガスのストーブ等々の快適装備が
満載なだけに暖かい時期から比べると荷物はかなり膨れ上がります。
一番気を遣うのはやはり寝床。寒くちゃ寝る事も出来ませんし、下手すりゃ命に関わる問題です。
バイク時代にドカンと冷え込まれて、ライディングウェアを夜な夜な着込んで寝る羽目に
なった事も珍しくなかった経験上、寝床だけでも快適にしたいと云う思いが強いのかもしれません。

そ~云えば、そのライディングウェア。
おおちゃくして、プロテクタ外さず着込んで寝たら?
まるでギプスして寝てる気分でした(笑)。

そんな経験から山屋さんの知恵を拝借し、水筒を湯たんぽ代わりにする事を覚え
今ではこんなもが活躍しております。キャンプ道具専用とは言い難いですが…。








湯たんぽです。








個人的には直火OKの金属製、それもチープなトタン製が気に入ってます。
ま、幼少の頃から馴染み深いって事もあるのでしょう。








袋は勿論、コール天。
フリース何てしゃらくせ~(笑)。
それも、橙色が個人的にはお気に入り。

今では湯たんぽ大きさが色々あり、今考えると普通の大きさの物でも
十分バイクには詰めたなと。当時はそんな事考えなかったし、愛用の
バーナーがオプチのスベアがメインだったから反射熱で安全弁から火吹き騒ぎが
起きたろうしな~。苦行をネタにしてた時代だった(笑)けど、今じゃ~絶対に
やりたくないね。流石の自分でも長年の間には学習するもんです。

直火OKの金属製の湯たんぽのが、お湯を注ぐタイプより冷めにくい(直火加温時の話)し、
調べたら今では1リットル程度の容量の直火OKの金属製湯たんぽも存在するから、
バイクの時に持ち出すにも良いのかも知れませんね。

0コメント

  • 1000 / 1000