<span itemprop="headline">2013北海道・第二十二回蝦夷地巡拝初秋の陣:5</span>

さて、阿寒湖界隈の散策も終えて時は日没近く。

温泉の効果もあり体は程よく火照ったままではあるが、
素足の足元からすこし涼しさを感じる。
温泉効果が無ければ、間違いなく肌寒さを感じてたであろうか?
上着を取りに一度宿に戻り、近辺でのお勧めの店等の話を伺う。
今夜は外食だ。検討した結果、夕食は此処に決定!!








じゃん!!
どんだけセイコマが好きなのか?
んな訳ね~だろ??(笑)

相方の要望でもある、アイヌ料理の店を探すことにした。








アイヌコタンへ移動。
案内地図によれは、この一角にあるらしいが・・・。








地図通りに店を見つけるものの、開店は20時位の予定と
かなりあいまいな表記。流石20時まで呑まず食わずには
居られないので、先に入れる店を探す。








意外と飲食店が少ない。
やはり、宿で勧められた店に行くしかないのかなぁ?
今日は昼間から何故か定休日の店のオンパレードだ。
月曜と云う曜日が悪いのか?
何時もながら、下調べもせず行き当たりばったり
出たトコ勝負の北海道紀行での癖が裏目に出たか?
たまたまそんな日にぶつかってしまったのだろうけど、
どうも今日は店の運が無いようだ。

出発前からアイヌ料理に期待を膨らませてた相方の気持ちを考えると、
如何してもそれらしき料理でも良いから口にさせたいが、探せど探せど
それらしき店はあってもことごとく休みや開店前。そろそろ絶食の限界が
相方を襲いそうな気配・・・何て事を相方に云うと?

『絶酒の限界が来てるんじゃないの?』

っと、それじゃ俺がまるでアル中みてぇ~じゃね~かっ?(笑)
暗闇に居もしないアイヌ民族の姿が見えたり、街の灯りがマリモに
見えたりすることも無ければ、阿寒湖が支笏湖に見えたりもしない。
ただ、ただ一日を終えた締め括りとして、般若湯を嗜む程度って
誰も休みの日は昼間からヘタすりゃ朝から呑んでる何て事を、
する筈も・・・この辺はシラ切れんか実話か?(爆)
本当に地元にも、東京下町や大宮駅前のいづみやの様に朝から呑める
店が欲しいよね~っと、また脱線してもうた!!








火祭りを見たいと云う相方の要望もあり、
開演の21:00前にはまたこの辺に戻らないと。








結局、宿でオススメの居酒屋に入ることにした。








アイヌ料理らしきモノは有りません。








今日一日に、ハイエナ!!(謎)
かなりハイエナ度は低いけど(笑)








そして、何故かお好み焼き。
相方の好物なのでヨシとしましょ。








腹もそこそこ膨れたが、火祭りまでは未だ時間がある。
そこで、もう一軒ハシゴする事に。








げっ!!
何故か気を良くして、一枚吹っ飛ぶ生酒を注文してもうた!!
コレは少々失敗したなぁ・・・ケチンボ根性丸出し!!(笑)








蝦夷鹿串。
相方は初めて食べる蝦夷鹿肉を満足してくれた模様・・・
因みに自分は此処で模様・・・したか如何かは御想像に
お任せするとして、もう一品北海道らしきものを。








旬ではないけど、行者にんにく料理。
行者にんにくのバターソテーで、今後の行軍(?)に備えスタミナ補給。








その後、阿寒湖アイヌシアターイコロへ移動中の道、
火祭りを彷彿させる篝火の演出をアチコチで目にする。

此処の付近は時折、みょ~んみょ~んみゅ~んと云う独特な音を
発する口琴一種であるアイヌの楽器『ムックリ』のメロディーが
街頭のスピーカーから木霊してる。
この音が中々面白く、何者にも例えがたい独特な音色なのだ。
ムックリを買おうとしてた相方、買いそびれた事に気付いたのは
翌日の日中になってからだった。これも次回の課題になったね。
課題があればあるほどまた来たくなる。毎回出てくる課題の多さ、
コレだから北海道は何度行っても飽きない(と個人的な意見)。








あと少しで到着ですが?








夜の訪問者。
でも、この狐に化かされる事はなかったね~(笑)。
もし、化かされたと感じたら?
それは間違いなく、酒の影響に違いない(筈)!!








ごあんな~~い!!








今まで北海道に22回程行ってるが、夜の催しを見物するのは初めての経験。
コレはコレで何時もと趣が違い中々ヨロシイ。
火祭りの詳しいことはコチラで








生で聞くムックリの音・・・その音色で出発からの嫌な出来事も失敗も
疲れも全て洗い流されて行くそんな気持ちにさえしてくれた。








大きな炎が、この先の未だ見えぬ道中を
照らしてくれてるかの様だった。
火祭り見物も終えて、イコロを後にする。

明日もも晴れるかなぁ・・・宿に戻り深い眠りについた。

つづく・・・



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