<span itemprop="headline">伝説の地、足尾を訪ねて:2010・4月編その1</span>

4月に入り、自分的に『伝説の地、足尾』散策解禁の時期が来た。
自宅より片道約90㎞先に、その場所は在る。

今朝6:00、今回の相棒であるハンターカブ。
今年の初詣以来冬眠してたが、キック2発で始動と
目覚めがよろしい。

準備して6:20分自宅を出る。
それにしても気温が低く、寒いの一言。
ハンターカブでも普通なら給油以外又は、旧粟野迄(自宅より約45㎞)
休憩を入れないが、寒さで挫折。

途中、鹿沼の朝6:00~営業しているラーメン店へ。
朝食も摂って無かった事もあり、朝食兼ねて休憩。
7:30前なのに、混みあってる。

『いらっしゃいませ!!お早う御座います!!』
気合入ってる挨拶で出迎えられた訳だが。

ねじり鉢巻が非常に似合うこれまた非常に気合が
入ったマスターは、昔の東映映画(文太とか健とかの時代)
に出てきそうな風貌で、お客もトラック野郎又はそれ関係
の方と思われる人ばかりっと、また余計な事書きました(笑)。

確かに、物流センターがひしめきあう界隈なので
こんな光景でも不思議でないか?

マスターの一杯気合入魂渾身のラーメンを食べて
身も心も温まり出発。

粟野に向う途中、小雨がパラつくも合羽を持って来なかったので
構わず走るが雲行きが怪しい…。
本降りになったら引き返す事を考えながら走るも、
上手い具合に雨も上がり、雲も切れ始まってきた。

途中、給油し旧粟野町粕尾峠へ。

粕尾峠の頂上付近は、標高1000m越なので更に寒い!!
下り道は砂が浮き捲りで、おいそれ倒しこめないし飛ばせない。

峠を越えて、足尾入り。
先ずは、銅山観光でトイレ&一服休憩。

写真は、個人的な嗜好でセピアにしてみました。








足尾に入ったら、気持ちがいい位に晴れ渡った。
散策開始!!








先ずは、通洞動力(新梨子発電所)跡。
資料によれば、油力(重油)の発電所。








通洞動力跡の直ぐ近くの建物。
何かは、分らない。








コレも通洞動力関係でしょうか?








中才界隈の社宅。
今も住民が居ます。








丁度、わたらせ渓谷鉄道の電車が。








この様な長屋造りも見かけなくなりましたね。








中才浄水所と思われる場所。
沈殿槽にも見えなくは無いが…。

その後、小滝抗方面へ。

先ずは、小滝小中学校跡。








昭和29年に集落が消滅し、此処も無くなり門柱だけ。








更に奥に進むと、建物の土台と思しき物が残るのみ。
『野営場に良いなぁ~』
何て、また良からぬ事を考えてしまった(笑)。








小滝抗の選鉱場跡で、レンガの壁が残るのみ。
製錬所も在ったそうな。








小滝抗の鉱夫の共同浴場跡。(夜半沢の抗口浴場)
仕事が終わると、鉱夫たちは此処で入浴したそうな。
資料によれば、銀山平資材所(現かじか荘付近)から出たオガクズで
湯を沸かしてたとの事。









小滝抗入口の鉄橋。
トロッコが走ってたんでしょうね。








初めの小滝抗は、江戸時代に一度掘られ放置され、
明治にもう一度掘ってアタリを引いた古河市兵衛は、
かなり強運の持ち主と云われている。



つづく…



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