<span itemprop="headline">伝説の地、足尾を訪ねて:2010・4月編その2</span>

小滝~銀山平~本山方面へ、ハンターカブを走らせる。

舟石林道での山越えのをし、本山地区へ。
ハンターカブを停めて、徒歩にて散策する。







通称:本山鉱山神社こと杉菜畑神社の鳥居。

主要の鉱山集落には、山神社が存在していた。
確か、北海道の空知界隈で廃炭鉱巡りをした時も
同様な神社が在った覚えが有る。

ヤマの繁栄と働く人の安全を祈願して祀られてたのは
此処、足尾の鉱山も空知の炭鉱も同じ意味であろう。








当時の職員浴場でかつて集落には、このような
共同浴場が存在していて、社宅等に内風呂は
無かった様だ。








神社の建物も倒木により倒壊。
瓦礫の山と化していた。

水路に掛かる途中の橋も落ちてしまい
行けない箇所もある。










何かは、分らない…ただ、かつての集落が存在
していた事だけを物語る。
今は、廃墟も土へ帰ろうとしている。

本山集落跡を散策の後、製錬所方面へ。








古河橋は、あまりにも有名。








製錬所の硫酸タンク。

銅を精製するときに出た亜硫酸ガスで
硫酸が作られていた。

勿論、古河帝國の紋章入りだが、その紋章も
年を追う事に薄くなっている。








製錬所の建物は、取り壊しが始まっていた。








製錬所の建物とガスタンク。








沈殿槽の跡と思われる。








製錬所大煙突は、1919年に建てられた。
此処から出た亜硫酸ガスにより、近くの森林は
禿山と化した。



つづく…


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