<span itemprop="headline">災害</span>







先ず初めに、北海道胆振東部地震で被災された方々には、
心より御見舞い申し上げると共に犠牲になられた方々の
御冥福と一日も早い復興を心から願うばかりです。

先の北海道地震には正直驚きました。

テレビから流れる報道の映像の中には、何度と無く通ってる場所で見覚えある
建物が崩壊してたり道路が隆起したり等々、3.11の悪夢を思い出した次第です。

幸いにも、自分の北海道筋の方々の無事は早々に確認出来てたので先ずは
安心したのですが、震災経験者として何かお力添えできれば等と考えてた次第です。
そして、災害に遭った時にどうすれば良いかを再確認する良い機会と考えております。

今回の報道やWEBの情報等で個人的に疑問に思った事や感じた事も多々あります。

例えば?

屋内で裸火を使ってる映像が、結構流れてました。

地震時の屋内灯火に火気は厳禁、場合によっては屋外でも注意する。
この基本原則(個人的ですが)が守られて無いのではないかと。
蝋燭の裸火は勿論の事、ツナ缶行灯何てのもっての他。
もし強い揺れが来て何かに燃え移ったら、それこそ二次三次被害の
大惨事になってしまうと思うんですが…ど~なんだろ?

外出時は電気のブレーカー落とす事は、その通り。
震災時、電気の復旧が一番早かったのを覚えてます。
が、復旧は予告なしで突然通電したのです。当たり前の話ですけどね。
もし、ショート箇所等があったら通電火災になる事は間違いないでしょう。

水道は、やはり断水…コレは予想通り。
んでも、水入れる容器は4Lの焼酎ボトルはやはり使えるなと。
取ってが使いやすいんですよね。

当方震災時、当初出てたのですが程無くして断水…コレは一週間位続きました。
断水するまで確保できたのは5,6Lでしたね。最悪、アウトドア用の浄水器が
無事だったので川の水をとも考えましたが、流石に放射性物質までは浄化出来ません。
放射能漏れは、流石に予想してませんでいたが…。

セイコマはやはり最強!!
ホットシェフの商品が買えるってのは凄い!!
セイコマ万歳!!
食料や非常用品が品薄状態になったのは、震災時と同じだったなぁ。

でもこの惨事の最中、営業を続けてる店には頭が下がる思いですね。
中には被災者の方もおられるでしょう。

震災時食料に関しては備蓄がありましたので、何とかなりました。
此処で個人的意見と云うか、面白いな~と思った事。
皆、カップ麺や袋麺を求め意外とパック飯やレトルト食品のが後まで残ってた事。
自分なら間違いなく後者を選びますね。

何故なら?

レトルト等なら、飲用不可の水でも調理が出来るし最悪そのまま食える。
ってのが、個人的な答えです。
それと、日持ちしないものから消費するやり方は、
野宿ツーリングで身に着けたようなもんだ。

あと今回、スマホの充電が充電がと大騒ぎだったようですが…
個人的意見として最悪は無くとも問題ないと思います。
確かに安否確認の手段としてって事もありますが、実際自分もスマホを持って
無いですし、暫く持つつもりもありません。安否確認は171でもできますしね。

事実、震災時は携帯の充電が有っても回線がマヒして繋がりませんでしたしね。
そんな事情とは他所に、会社からは安否確認のWEB登録しろと催促の
連続があった様で。おまけにいちゃもん付…こんなシステムを考えた
危機管理部門の奴ら馬鹿か?と正直思いましたよ。
この事態にWEB使ったり携帯で何かするとかの考えって正直素人かってね。
本当に、素人指導としか思えない座学だけで満足してるのではなく、
サバイバル教室ででも、訓練して来いと。

こちとら極度の緊急事態に備えて携帯の電源落としてたし、充電できる
保障がないならそうするしかない。それも長期のキャンツーで培った知識で、
充電できる保障があるまで使わない。電源入れるのは一日終えて野営地に
到着後の長くて1、2分のみに留めてた。その頃は車載充電器が少なかったし。

んじゃ~何で情報得るの?

ラヂヲ、ラヂヲですよ。

本当なら、防水仕様が良いんでしょうけどその辺は運用次第って事で。

事実、震災時はラヂヲが情報源でしたし、それだけでも正確な情報は
十分入手出来ましたし、悪質なデマや伝言ゲーム的な誤情報に惑わされずに済みました。
ラヂヲは、常に付けっぱなし。消費電力が少ないから電池は暫く持つし、灯火では
使えない弱った電池でもラヂヲならOKって事も。

震災から暫くの間は、自己流サバイバルキットも肌身離さず身に付けてました。
サバイバルキットは大袈裟としても、電池式の灯火、笛、ラヂヲは最低限
有ると良いと思います。あくまで個人的意見ですが。

あと必要なのが道具や色々な手段を使いこなす知識と応用力
それと困難に打ち勝つ精神力でしょうか。

写真の代物は、充電式ラヂヲで灯火、サイレンが付いてるモノ。
一応、携帯も充電できますが…非常に疲れるので余り使いませんでしたね。

救助や復旧活動に当たられてる多方面の皆様は本当に有難い存在。
勿論、その中にも被災された方もおられる事でしょう。

んでも、唯一腹立たしい事が。

先の関西空港閉鎖の時もそうだけど、てめえの都合だけで
門違いの悪態をつく馬鹿な観光客や乗客。

何時も思うんだが、本当に腹が立つし、実際そういう場面にも何度か出くわしている。
本当に見てて腹立たしく、鉄槌喰らわしたい気分になる。

今回の地震は予想できなかったろうけど、台風は予想が出来た筈。

危機感が無いというか、読みが甘いと云うか…文句言えば解決するとでも
思ってるのかねぇ…自分で判断ミスで動けないなら従うざる得ないと思うし、
自分にも非があると思うんだが。

そりゃ~ね~、自分だって台風等で帰れなく恐れがある時は復路の便を変更したり
予定をかなり早く切り上げたり何て事も今迄何度と無くある。帰りたきゃそうするしかない。
でも、今回みたいな突発的なアクシデントに見舞われたら臨機応変に対応するしかないよな。
人的要因であれば文句付ける話も分かるけど、自然が相手じゃ~どうしょうもない。
その辺理解できない輩は最初から旅行など出るなと云いたいね、本当に。


震災発生から一段落し、暫くの間は予備燃料(ガソリンは40Lと他灯油)と水を70L位を
常に保管してましたが…今では水(水サーバー分の60L位)と灯油位しか
保管してません。あと、自転車は意外と役に立ちますかね。
最終的に、徒歩に勝る物無しかと。



最後に

備えよ常に。

この一言に尽きます。

それと、災害に想定外は通用しない。
想定外等と能書きこいてる暇があるなら、
生き延びる術を考えろ。

自分はそう考えてるのであります。





未曽有の大震災で震度6強を経験し、翌年には竜巻の直撃を経験。
あんましこ~ゆ~経験は勘弁なんだけど、今回の地震が引き金で
隣の茨城やその隣の千葉辺りで近いうちに大きな地震が発生するという、
専門家の見解があるしなぁ…天災は避けられないけど、備える事は出来る。
早めに、非常用品を確認しておかないとね。

それと、道内を旅してるライダーさんへ。
くれぐれも余震にはご用心。走ってて震度5以上の揺れが来たら?
コケてしまいますので…無事帰還をお祈りいたします。

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