<span itemprop="headline">がんばれ！！大洗！！</span>

我が家の屋根の修理がやっと終ったが、
他の部分の修理箇所が多数残っている。

相変わらず、毎日余震が続いている。

当初の1ヶ月警戒はどうなってしまったのだろう…
この先1年、一生余震に悩まされるのか？

このままじゃ、我が家も余震で倒壊何て事も有りうる
んでないかい？と云う不安にも駆られる。

事実、自宅より然程遠く無い数件で倒壊等の危険性があり
立入禁止勧告を受けた家も存在する。

住んでいる場所は震災当時、災害救助法適用地域に
指定されたけど、東北方面から比べりゃ何の事も無いと
個人的には思う。

先日、大洗まで出向いた。

その現状をUPするかどうか悩んだ。

何故なら？

被災された方々の心を逆撫でしないとも限らないし、
あの悪夢を思い起こす引き金にもなり兼ねないし、
不謹慎だと思いつつも、敢て書かせて頂く事にした。

津波の被害を受けてながらも余りメディアに取り上げ
られてない今の現状を伝えたいと思ったからだ。

宮城、岩手、福島の被災地の現状が余りにも酷すぎすから
影に隠れてしまうのも無理は無いと思う。

事実、宮城、岩手、福島の津波の被害を受けた場所は過去に、
バイクでの一人旅で訪れた事がある場所が殆どで、何度と無く
見覚えある風景の変わり果てた姿を報道の映像で目にしていた。

今騒がれてる原発の前も、何度か通った事がある。

前置きが長くなったが、大洗の話に戻る。

大洗は、個人的にも思い入れが深い土地の一つ。

海無県である栃木の人は、海＝大洗と云う定説を
持ってる方も多いと思うが、自分とて例外でない。

高校時代、原付免許を取って初の遠乗りが大洗だったのは
自分とて例外ではなく、そう云う『海』に憧れる栃木県民は
多いと思う。

その大洗…余りにも悲惨だった。

幸い、大洗の知り合いが無事な事は友人を
通じ確認していた。

サンビーチ付近の道路から。
フェンスがなぎ倒されていた！！

見慣れた場所がこんなに…
瓦礫等は撤去されていた。

サンビーチ付近の公園。

海岸の方は、瓦礫の山だった。

トイレも…

船も打ち揚げられていた。

此処は大洗の市場付近。

夏場になると夜が明けるか明けきらないかの時間、
ナナハンに跨がり独り此処を目指した事が何度と無くある。

澄んだ空気の中を愛機と共に走り辿り着いた市場。
生岩牡蠣と蟹汁が、此処での俺の楽しみだった。

帰りがけ酒のアテに買うのは、何時も秋刀魚の味醂干と
シラスの佃煮。帰宅後それを肴に一杯やる。

その楽しみも暫くお預け…。

船の残骸…思わず言葉を失った。

もう、二度と海には出られない…撤去を待つだけ。

車は原型を留めてない。

解体処分を待つだけか…

北海道行きのフェリーに乗る前に、忘れ物に気付き
慌てて買出しをしたり、缶珈琲休憩で利用したファミマ。

濁流の跡がその凄まじさを物語っていた。

自然の脅威は、計り知れない。

津波より4週間経って、片付けも済んでいた。

工場の壁も津波にさらわれ…。

？？？？

誰かが吊るしたのか？
津波で引っかかったのか？
曲がったカーブミラーが知るのみだ。

付近は、パトカーが巡回している。
アウトレットは、津波後に窃盗団の
被害にも有ったとの事。

ファミマ隣のスタンドは、既に営業を再開している。

一歩一歩復興に向けて歩み出している…その事は
大洗も例外で無く。

がんばれ！！大洗！！
震災にも風評被害にも負けるな！！

追伸：

掲載した写真は未だマシな方で目を
覆いたくなる箇所も有りました。

津波より4週間後だったので、瓦礫等の撤去は
済んでましたが、それまではかなり悲惨な状態
だった事を、付け加えて於きます。

心より御見舞い申し上げる共に、一日も
早い復興を願うばかりです。

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